覚醒剤の密売人からみかじめ料名目で現金を受け取ったとして、麻薬特例法違反(薬物犯罪収益等収受)容疑で、指定暴力団山口組から分裂した神戸山口組の中心組織「山健組」傘下組織幹部の北村隆夫容疑者(69)らが逮捕された事件に絡み、県警薬物銃器対策課は4日、山健組事務所=神戸市中央区=などを家宅捜索した。
捜索は、午前10時ごろから約50分間、約50人態勢で行われたが大きな混乱はなかった。県警は昨年12月、覚醒剤を密売し約5億3千万円を売り上げていた、尼崎市内に拠点を置く密売グループの男女計11人を逮捕。その後の捜査で、グループから北村容疑者らに現金120万円が渡っていたことが判明しており、県警は、売上金の一部が暴力団に流れていたとして、ルートの解明を急いでいる。また、県警は同日午後、大阪市中央区の山健組傘下組織も捜索したが、大きな混乱はなかったという。
